1年生で国語の授業が行われました。
題材は、「たぬきの糸車」です。
1年生の国語に昔からあるとても有名な教材ですが、
1年生の子どもたちにとっては、初めて出会うお話です。
はじめに、これまでのお話をふり返る場面がありましたが、
子どもたちはとてもよくお話を読み込んでいて、細かな描写までとてもよく覚えていました。
おかみさんやたぬきの動きやその時の気持ちまで良く覚えていることに感心しました。
最初は、いたずら気分で楽しく糸車を回していたたぬきが
あるとき、おかみさんに助けてもらってから、気持ちが変わった様子もよく分かりました。
その後、最後の場面で、たくさんの糸をつむいで残していったたぬきに対して、
「どうしてそんなに糸をつむいでいったのか考えよう」
というテーマで授業を進めました。
そこで、「たぬきが糸を紡いだのはいたずらだったのか」という問いがでて、
みんなで考えました。
全員が「いたずらではない」と考え、
その理由をお話の中の場面を選んで、ワークシートに自分の考えを書いていきます。
お友だちとも意見交流しながら、自分の考えをまとめ、
授業のまとめで、みんなの前で発表しました。
1年生なりにたぬきの気持ちを考え、話し合い、発表していく様子はすばらしかったです。
たぬきのことを自分のことのように考えている1年生の姿は、
とっても輝いて見えました\(^_^)/