「くりのみ」というお話をもとに、
友情、信頼について、考え、話し合い、学んでいくというテーマの授業でした。
登場人物は、きつねとうさぎです。
冬の森の中で、おなかをすかせて食べ物をさがします。
きつねさんは、見つけたたくさんのどんぐりをかくしてしまいますが、
うさぎさんは、見つけた2つのくりの実の内一つをきつねさんにあげます。
きつねさんは、うさぎさんの優しさに涙を流す というお話です。
子どもたちは、先生と一緒にきつねさんとうさぎさんの気持ちを想像し、
実際に役割演技をしながら、お互いの交流について考えました。
どの子もきつねさんとうさぎさんに思いを馳せて、
たくさんの意見を出しながら、一生懸命話し合ってくれました。
優しさや友達について考えるとっても素敵な時間が流れ、
見ている先生方の気持ちもほんわかと温かくなるようなすばらしい授業でした。
1年生の気持ちの純粋さと、友達同士の仲の良さ、学級の雰囲気の温かさがわかり、
1年生の心が成長してきた様子を見取ることができました。
授業後の研究会でも、今日の授業と子どもたちの様子について様々な意見交換がされ、
県や市の教育委員会の先生方からもたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
道徳という授業が、子どもたちの思いを紡ぎ、心を耕していくことが
改めて確認されました\(^_^)/