〔こどもパン、わかめうどん、牛乳、さつまいもと大豆の揚げ煮、野菜のごま炒め〕 今日は旬のさつまいもを、大豆とともに揚げて、甘じょっぱいたれに絡めた料理でした。ところで、生のさつまいを切ったときに、白い液が出てきたということはないでしょうか。白い液は「ヤラピン」と呼ばれる樹脂の一種です。「ヤラピン」は腸の蠕動運動を促進し、便を軟らかくする効果があるといわれ、便通を促す作用があるとされます。さつまいもには、食物繊維も多く含まれているので、この「ヤラピン」との相乗効果で、便通解消に効果を発揮してくれます。またさつまいもには、ビタミンCも多く含まれています。ふつうビタミンCは熱に弱いという性質がありますが、さつまいものビタミンCはでんぷんが膜となって保護してくれるため、加熱によるビタミンCの消失を防いでくれます。特に秋は、さつまいもの美味しい時期です。揚げたり、煮たり、蒸したり、焼いたり様々な調理方法で秋の味覚を楽しんで見て下さい。 |