〔秋の香りご飯、牛乳、豆腐の味噌汁、鮭の塩こうじ焼き、青菜のおかか煮〕
給食では、肉や魚、卵など主菜に使う食品が偏らないように配慮しています。
厚生労働省の『国民健康・栄養調査報告書』によると、魚介類と肉類の国民1人1日当たりの摂取量の比較において、平成13(2001)年度は魚介類102.9g、肉類74.0gと魚介類の摂取量の方が多いという結果でした。しかし、年々魚介類の摂取量が減少し、10年経った平成23(2011)年度には、魚介類78.6g、肉類80.7gと摂取量が逆転しています。
また下ごしらえの必要な鯵や鯖などの消費が減少し、調理が簡単な切り身の鮭や鰤などの消費が増えています。「下ごしらえが面倒、骨がいたい」などと敬遠されがちな魚ですが、良質のたんぱく質や、脳の発育や血栓の予防に重要な役割を果たすDHAやEPAといった脂肪酸などが含まれています。
給食でも、様々な魚を取り入れるようにしていますが、ぜひご家庭でも魚のよさを見直し、積極的に食べてみて下さい。 |