〔そぼろパン、牛乳、サンラータン、さつま芋と鶏肉の揚げ煮、チンゲン菜の炒め物〕
秋の味覚、さつまいもは、1600年代に中国から沖縄へ伝わりました。そのため沖縄では「唐いも」、鹿児島では「琉球いも」と呼ばれています。本格的に日本に導入されたのは江戸時代の中ごろで、飢饉にそなえてでした。現在私たちが使う名前の〝さつま〟は、鹿児島の薩摩藩から取り寄せたのが由来とされています。さつま芋は糖分が多く、甘味があり、煮つけ、揚げ物、菓子など幅広く使用されています。またビタミンCが多く、加熱調理でも壊れにくい特徴もあります。その他、ビタミンB1、カリウム、食物繊維が豊富に含まれ、疲労回復や便秘の改善予防も期待されます。