大国小日記 給食

給食紹介 かぼちゃ (2014年7月9日)

2014.07.09

〔ごはん、牛乳、かぼちゃの味噌汁、鯵の梅風味焼き、大根のきんぴら〕
今日は、旬の野菜であるかぼちゃを味噌汁に使いました。かぼちゃは、見かけによらず、きゅうりなどと同じウリ科の仲間です。しかし、中を割ってみるとよくわかるように、でんぷん質が多く、カロテンをはじめ、他の栄養素もたっぷりの健康野菜です。
日本かぼちゃは16世紀にポルトガル船によって九州にもたらされたのが始まりです。南方から伝わった瓜なので、「南瓜(なんきん)」とも中国の「南京」に由来するとも言われます。またカンボジア産なので、「かぼちゃ」、カンボジアをポルトガル語で「アボレイラ」ということからなまって「ボウブラ」など、各地で様々な呼び名があります。現在市場出回っているのは、実は「西洋かぼちゃ」です。このようになった背景には、戦後の食生活の洋風化や、人々の嗜好の変化があるようです。