〔カレーライス、牛乳、小松菜とコーンのソテー、フルーツミックス〕
今日は子どもたちが大好きなカレーです。ところで、とろみのついたカレーは、実は日本人が考えた料理です。香りや色をつける香辛料を調合して加え、肉やいろいろな種類の野菜を入れて煮込むため、加熱されたスープのなかには肉のたんぱく質が分解して出来たうま味成分、肉に含まれる脂肪、野菜から出るでんぷんやその他の糖類、酸味などが溶け込んでいます。そのため、夏の暑い時も、冬の寒い時も食欲をそそる美味しいカレーができあがります。
カレーは、作った日よりも、その翌日に食べる方が美味しいと言われます。その理由は、置いておくことで、食材からさらに旨味成分がスープに移り、スープ全体に均一に混ざること、そして強い香りの成分が揮発してしまうことで、まろやかな香りになるとことなどによると言われています。給食では一晩おくことはできませんが、その分長い時間かけて、ゆっくり煮込んで仕上げています。 |