〔ごはん、牛乳、なめこ汁、揚げ鯖のおろしかけ、ひじきの五目煮〕
今日の副菜は、海の野菜、ひじきを使った煮物でした。ひじきの歴史は古く、縄文・弥生時代の遺跡の発掘物からも発見されています。また奈良時代に神へのお供え物に使われ、平安時代の『伊勢物語』の中にもひじきが贈り物として登場します。茎の部分を使う長ひじきと、芽を使う芽ひじきがあります。ひじきはカルシウムや鉄がとても豊富で骨を丈夫にし、鉄欠乏性貧血の改善にも有効です。魚やきのこなどビタミンDを含む食品と一緒に食べることカルシウムを効率よくとれます。保存にも適し、日本人にはなじみの深い海藻です。