〔麦ご飯、牛乳、ほうれん草の味噌汁、鯖のごまだれ焼き、肉じゃが〕 昨年、日本の食文化「和食」が ユネスコ無形文化遺産に登録されました。 そこで、今日は改めて日本料理の良さについてご紹介したいと思います。 日本料理は、日本になじみの深い食材を用い、日本の国土、風土の中で独自に発達した料理です。「日本食」「和食」とも言います。その特徴は、素材そのものの風味やよさを引き立たせるような調理法が尊重されていることです。献立では、ご飯、おかず、汁物という基本的な組み合わせができました。ご飯でエネルギー源となる炭水化物をしっかりとり、おかずと汁物で、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよくとります。 とくに「一汁三菜」という、汁物とおかず3品(主菜1品、副菜2品)を交互に食べると、それぞれ単独で味わうよりおいしいとされます。気をつけたいのは3種のおかずの材料や調理法がなるべく重ならないようにすることです。学校給食では「刺身」など火を通さない食事は出せませんが、季節の旬の素材を使った伝統的な料理や郷土食などのメニューを出していきたいと思っいてます。 外を見渡せば、木々の様子から季節を感じることはできますが、食事の面からも旬をたっぷり味わって下さい。 |