大国小日記 給食

給食紹介 ほうれん草(2014年1月17日)

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〔ビビンバ、牛乳、春雨スープ、タルト〕
 今日は子どもたちが大好きなメニューの一つ。ビビンバです。そのビビンバに使われているほうれん草について、ご紹介します。
 ほうれん草の「ほうれん」とは中国語で西アジアにあったペルシア王国のことです。ほうれん草は、ペルシアから中国に伝わり、改良されました。これが古くから日本で栽培された東洋種です。
 一方、ペルシアからヨーロッパに伝えられたほうれん草は、改良されて西洋種になり、日本に伝わりました。こうして、日本には2つのルートを通って2つの種類のほうれん草がやってきたのです。
葉のとがった東洋種は、葉が薄いのでおひたしなどに適し、葉の丸い西洋種は葉が厚く崩れにくいので炒め物などに適しています。最近では、東洋種と西洋種を掛け合わせて、両方のよいところを併せもった品種が作られています。同じほうれん草ですが、出身地が異なると、調理方法も違っていておもしろいですね。